人生について 目次
(1)略歴
(2)幼少期
1) 生い立ち
2) 最初の先生
3) 手術に関する推察
(3)音楽学校時代
1) ローマへの旅立ち
2) アレッサンドロが通った音楽学校
3) 師匠ガエターノ・カポッチ
(4)若き日の活躍
1) 10代のプロデビュー
2) イタリア王家との親交
3) 20代のモレスキ 〜観客の証言〜
4) 実は多忙な教会歌手
5) 「ローマの天使」になったわけ
(5)システィーナ礼拝堂聖歌隊入隊
1)スター歌手に足りない唯一の条件
2)マエストロ待望の若手
3)給料は? 定年はある? 服装は?
4)19世紀後半のシスティーナ礼拝堂
(6)ミサ曲からアリアまで
〜20代後半のモレスキと彼のレパートリー〜
1) モレスキ「独唱リーダー」となる
2) プリマドンナも逃げ出す評判?
3) モレスキの世俗曲のレパートリー
(7)原理主義の足音
1)「セグレターリオ・ポンタトーレ」となる
2)聖歌隊の給与アップと世俗化
3)原理主義「チェチリアニズム」の足音
(8) 全盛期へ向かう日々
1)「マエストロ・プロ・テンポレ」となる
2)『ミゼレーレ』では責任重大
3)故郷に錦を飾る
4) 聖歌隊と教皇
(9)聖歌隊に忍び寄る暗雲
1)レオ13世司祭叙階50周年記念ミサ
2)正統な宗教音楽とは? オーセンティックな演奏とは?
3)教皇様のお気に召すのはロマンティック?
4)ムスタファが選んだ後継者
(10)新たな指導者と、キャリアの頂点
1)ムスタファはペロージに失望
2)指導者間の確執と、モレスキのフランス遠征
3)イタリア国内では国家行事でも活躍
(11)第1回レコーディング
1)20世紀の到来と新時代の足音
2)ガイズバーグが記したレコーディング風景
3)ガイズバーグが記したモレスキの描写
4)1902年に録音された曲
(12)時代の変化
1)ムスタファの引退
2)ペロージの改革の勝利
3)新教皇ピウス10世による怒涛の改革
(13) 第2回レコーディング
1)教皇がグラモフォンを呼んだ理由
2)グレゴリウス没後1300年記念ミサ
3)レコードにこめられたモレスキの思い
4)1904年に録音された曲